2015年暦年における新車乗用車販売ですが、相変わらず好調な商業用にも利用されている「アクア」の人気が続いている。燃費性能はもちろんだが、HV車にも係わらず低価格なのも販売好調な要因でしょう。これでリア席の乗り心地がカイゼンされれば、さらに言う事無しか。プリウスは2位に甘んじたが、昨年から「新型プリウス」が販売されるので、どこまで台数を伸ばすか見ものでしょう。その他新型車効果が続いている「シエンタ」は今年も好調が持続しそうだ。注目の小型SUVでNO.1に君臨したホンダ「ヴェゼル」ですが、スリランカ向け特需が剥落したため台数を落とすことになりましたが、今年はどっこい年中盤までシンガポール向け業者販売が好調に推移すると思われ、半年くらいは販売が伸びるでしょう。ただ年中盤以降は、トヨタの小型SUV「C-HR」に注目が移りそうなため、夏場以降は厳しい展開が予想されます。そのた業者間取引きで人気の有った、「ヴェルファイア」、「アルファード」の大型高級ミニバンは、今年後半から厳しい局面が予想される。(詳細は後日別レポートで致します。)アッパーミドル級のSUV「ハリアー」は落ち着きを取り戻しておりますが、これもシンガポール向け特需が有るため高額でも底堅く推移するものと思われます。