日刊自動車新聞によると、2015年度に販売された登録乗用車販売に占める環境対応車の勢力図に、変化が表れ始めたということだ。環境対応車と言えば、HV車の独壇場だった訳ですが、昨年はクリーンディーゼル車が対前年比5割増の15万台超と、伸び率ではHV車を大きく上回った。以前からクリーンディーゼルのポテンシャルをお伝えしておりましたが、予想通りようやくディーゼルエンジンに脚光が集まってきた感じでしょうか。クリーンディーゼルは地方を中心に人気が高かった訳ですが、最近は都市部や近郊エリアで欧州製クリーンディーゼルの販売を伸ばしているところをみると、しばらくは堅調になると思われます。今後小排気量クリーンディーゼルのラインナップが増えれば、小型SUVと同様の熾烈な争いが起きるかもしれません。