注目されていた中国の輸出入統計は、前年同月比で輸出入それぞれ減少し、特に輸入は前年同月比5.6%減と13ヶ月連続の減少となりました。同国は本邦動揺加工組立型なので、輸入の減少は将来の輸出減少を意味し、先行き不透明感はますます強くなっています。同国は1年に6回も利下げを断行し、さらには8月に通貨切り下げという暴挙を実施した訳ですが、それでも経済状況は改善しておりません。来年以降も中国経済から目が離せない状況が、しばらく続きそうです。