古河電気工業は30日、子会社の古河ASが次世代の自動車用アルミハーネス接続技術の開発に成功したと発表しました。トヨタ自動車が8月に発売した新型「ランドクルーザー200系」に新技術を用いた防食端子が採用された。この新技術は従来の防食処理に必要なコストを低減出来ることから、今後も新車への供給を訴求していくとの事。同社が開発した「α端子シリーズ」を既存のハーネスに置き換える事が出来れば、車重の大幅な低減や大量生産が可能なためコスト低減にも役立つ優れもの。電線系の会社にとって、自動車用ハーネス事業やリニア関連として、今後も注目されるでしょう。