昨年から下落が続く原油相場ですが、一旦の底打ちを見せた可能性が高くなっています。原油価格が27ドルを割れて以降、チャートで一気に数ドル上昇したところを見ますと、先物売りの手じまいが行われた可能性が高いでしょう。昨年から30ドル割れをレポートして参りましたが、予想通り30ドルを割れて今回一旦の底値を確認したと思われます。今後100ドルに向けて上昇するかと言えば、現在の世界景気や産油国の状況を考えるとしばらくは難しいと思います。