ダイハツ工業は27日、2015年3月期連結決算を発表し、国内需要鈍化やインドネシアルピア安による為替差損等の影響により、6期ぶりの営業減益となりました。リーマンショック以降の軽自動車特需も落ち着き、インドネシア版エコカー減税も落ち着いた上の為替下落の影響をもろに受けた形。16年3月期に関しても、本邦軽自動車税の値上げや為替の影響で減益を予想するとのこと。米国利上げ開始に伴い、新興国等からの資金引き上げが続いており、米国の利上げがかいしされるまでは、新興国通貨にとって厳しい状況となりそうだ。