米の調査会社フロスト&サリバンは17日、「2015年マレーシア自動車市場の展望」を発表しました。新車総販売台数は、前年比3.15%増の68万5950台と予測、自動車所得に掛かるコスト上昇や金融機関の信用引き締めによって、成長を阻害する可能性は否めないが、新モデルの投入や世界的な低金利、無料メンテナンスなどの施策によって販売が増加すると見ている。昨年の同国新車販売台数は、66万5000台(+1.4%)となっており、ホンダが新モデル効果によってシェア13%と初めて海外メーカートップに踊りでました。トヨタ自動車もシェア12.3%(+1.7%増)と拡大した一方、国内メーカーのプロドゥア、プロトンは大きなシェアを占めるものの、シェアは減少傾向に。また今年は昨年導入された、EVのカーシェアリングプログラムによって、今年以降カーシェアリング事業が、新たなビジネスモデルとして注目されています。

(一部日刊自動車新聞より抜粋)