黒田日銀総裁の追加緩和決定のニュースが走るやいなや、外国為替市場で円が急落(円安)に振れ現在も112円を目指す勢いで円安が進行しております。以前のレポートで年内に対米ドルで110円、オーバーシュートした場合は120円とお伝えしましたが、今回はまさにオーバーシュートする要因が発せられた訳で、今後は節目の110円をあっさり抜き去りましたので、以前のレポート通り115~120円を目指す展開になる公算が強いと思われます。2年ほど前から海外の顧客から送金された米ドルは、出来る限り両替せずそれを担保に融資をするのを薦めておりましたが、従った業者の方々の為替益は多い業者の方で2000万円を超えております。貿易を業として経営されている方々に経済のレポートを配信しているのは、そういう理由で有り、中古自動車の輸出に関しては為替動向が命運を握ると言っても過言では有りません。当サイトを閲覧して頂いてくださる方々に、これからも有益な情報を配信したいと、改めて思った次第で有ります。