ホンダ技研工業は、遅ればせながらバモスとアクティバンの後継モデルとして、新ジャンル軽商用車「N-VAN」を2018年の夏に発売を開始します。「N-BOX」の商用タイプの「N-VAN」は、室内の広さや荷室の積載性にこだわり、低床フロアを採用し使い勝手を高めていく。また車輌左側後席をピラーレスにし、乗り降りのし易さを訴求するなどで、アクティバン、バモスからの乗り換えはもちろん、乗用車ユースの顧客層も取り込んでいく狙い。今年9月に全面改良した「N-BOX」の価格帯は、130万後半から200万超と高価格設定になっているが、新型車「N-VAN」は130万円前後と「N-BOX」との棲み分けを図っていく。また商用車には珍しいターボチャージャー仕様やカスタマイズグレードを設定するなどで、軽商用バンにおいて、スズキやダイハツの後塵を拝している現状を打破していく。