上場している乗用車メーカー7社の半期の連結決算が出揃い、概ね好調な結果となりました。特に好調さが目立ったのは、北米市場で販売が好調な、トヨタ、日産、富士重工業、マツダで、対して国内やアジアが主戦場のメーカーは若干軟調に推移した形に。下半期の業績に関して、軟調な国内市場、新興国、為替動向が大きく寄与すると思われます。ただ8月以降、世界経済に問題が発生すると急激に円高に振れる可能性が高まって来ましたので、為替によっては大きく利益を減らす可能性も有ると思われます。黒田バズーカ第二弾により為替市場で大きく窓を開けて円安に振れましたので、突発的な円高が有ればその真空地帯を一気に突き進む可能性が有るでしょう。