5月1日欧米メディアからのレポートで、今年度購買力平価換算GDPで米国を抜いて世界一になるとのこと。ただ購買力平価を用いると総じて新興国のGDPが高くなる傾向が有り、一概には言えませんが1640兆円の米国GDPの半分、800兆円の中国GDPが抜き去るというのは、有る意味事件かもしれません。さはさりながら相変わらず国内外で問題を抱える中国、このまましばらく安穏としていられるかは非常に不透明です。かつて日本も“ジャパンアズナンバーワン”ともてはやされましたが、その後総量規制をきっかけにバブル崩壊となりました。欧米揃ってのレポートは、何かを暗示するものかもしれません。歴史は繰り返される、中国経済の行く末が心配では有ります。