豊田自動織機はDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を使用せず、先進各国の最新排出ガス規制をクリアした産業用ディーゼルエンジンを自社製フォークリフトへ搭載し、今秋から販売を開始すると発表しました。電子制御の可変ノズル式ターボチャージャーを搭載し、従来型と同レベルの出力を確保しつつ排気量を半減した「1ZS」と「1KD」を導入します。現在DPFは稼働時に待機時間を要したり、不具合によりリコールが発生したりと改善されてきておりますが、現状は考慮すべき要因では有りました。この新開発ディーゼルエンジンが、クロカン、バン、小型トラックに流用されるか動向を注視したいところです。