12月12~13日に掛けて、米国で年内最後のFOMCが開催されます。政策金利は市場の予想通り1.25~1.50%(現行1.00~1.25%)と今年3回目の引き上げに踏み切ると思われます。米国の長期金利が引き上げられれば、日米金利差の関係で通常は円安ドル高に振れるのですが、ここ最近は利上げ後に長期金利は下落(価格上昇)という流れになっていますので、やはりその後の市場の動きを見るしかないかもしれません。また今回は通例のジャネットイエレン議長の会見が予定されており、来年2月に退任が予定されている議長がどのような発言・総括をするかも要注目です。特に会見後の米国長期国債、ハイイールド債、為替市場、ビットコインの動き等は、注視した方がよいかもしれません。

ビットコインが猛烈な勢いで棒上げしておりますが、先日CBOEの先物の市場でビットコイン取引がスタートし、先物価格にサヤ寄せする形でさらに急上昇しています。ただ先物市場で取り引きがスタートしたことで、今後は乱高下する可能性も高まっていますので、中古自動車輸出でビットコインを取り扱う場合は、特に値動きを注視(サーキットブレーカーは上下20%)した方が良いかもしれません。