スズキ自動車は9日、小型ハッチバックの新型車「バレーノ」を発売しました。同車はインドで生産してグローバル市場へに販売する世界戦略モデルで、すでにインド国内で昨年10月以降に投入され5か月で4万台を販売している。新型バレーノは、新開発Bセグメント用プラットフォームを初採用したモデルで、軽量化による低燃費実現に加えて衝突性能、剛性、走行性能を向上させたモデルだ。高張力鋼板をボディの46%使用し、車輌重量をスイフト比で90㎏のスリムアップを図った。エンジンはこれも新型1リッターのK10型Cブースタージェット直噴エンジン+6ATと、1.2リッターのK12C型デュアルジェットエンジン+CVTの2モデル。鈴木会長は、国内製造レベルに達したこのモデルだからこそ、日本投入を決めたそうだ。数年前に小型SUV戦争を予期しましたが、今後は欧州のような小型エンジン戦争が本格化しそうです。