トランプ大統領が選挙前から公約に掲げていた、環太平洋経済連携協定TPPからの永久離脱に署名をしました。安倍首相はTPPをテコに規制緩和や構造改革を進めていく狙いが有ったため、今回のトランプ大統領の決断で新たな自由貿易圏の創出を模索する事となる。同氏はNAFTAに関しても大幅な見直しを示唆しており、米国第一主義の下に新たな二国間協議を推し進めてくるでしょう。特に日本に関して、80~90年代から時が止まったような情報の下であれこれツイートしていますので、かなり難航するかもしれません。さらに米国車の日本での販売に関して、これまでの同氏の発言を踏まえると、日本の閉鎖的な軽自動車規格に対して難癖を付けてくる可能性もゼロでは無いと思われます。本邦独自の軽自動車規格が有るために、米国車の1000㏄の自動車が売れないんだ!!不公平だ!何とかしろ!とツイートしてくるかもしれません。日本の軽自動車規格を守るために、以前仮想の話としてレポートした、HSコードに則した排気量550㏄以下へのダウンサイジング化も意外とあるかもしれません。