スズキ自動車は、小型乗用車「スイフト」の世界販売が4月上旬までに累計500万台を突破したと発表しました。同車の生産が開始された2004年11月から11年5ヵ月の達成で、「ワゴンR」が記録した17年を大きく塗替えてのまさにSWIFT(迅速)達成となりました。スイフトはスズキの世界戦略車に位置付けられており、世界7ヵ国で生産、140ヵ国の国と地域で販売されている。500万台の内訳は、主力のインドが54%、欧州17%、日本10%、その他19%となっており、コンパクトカー市場の目が肥えている欧州販売が17%となっている点は、着目されるところだ。けん引役のインド市場では、スイフトの派生モデルやディーゼル仕様もスイフト人気に火を付けている要因かもしれない。中古自動車として、キプロスを中心に人気が有るのも頷ける。