東京商工リサーチが8日発表した内容によると、昨年の自働車整備業の倒産件数は前年比20.9%増の75件となり、2年連続で前年を上回ったとのこと。特に目立つのは従業員数5人未満の小規模・零細企業で、全体の約80%を占めている。電動車の普及など、高度化する整備技術やメカニックの確保など、自働車整備業界は今後も厳しさを増すと思われます。自働車整備業の倒産と共に増加している休廃業や解散も過去10年で最多の265件、倒産による負債総額は55億8900万円で、6年振りに50億円を超えました。地区別では、近畿が最多の22件で倍増、次いで関東が15件、中部の12件に続く。

(日刊自動車より)