4月19日付けの日経新聞によりますと、現在の上限金利20%から29.2%へ2006年以前の水準に戻すという貸金業法改正が自民党内で検討されているそうです。多重債務問題や利息の過払い金問題で貸金業法が厳しくなって以来、急激な景気の落ち込みやヤミ金融な跋扈を生んだ訳ですが、金融円滑化法の廃止や銀行の貸し渋りの受け皿として再び貸金業法を改正するということでしょう。現法律下で年収の1/3までしか借りられなかった人も、今後は自由に借りられることになれば、カードによるリボルビング払い、多重ローンの復活、自動車ローン審査の緩和など自動車業界にとっては良いニュースになるかもしれません。貸し渋りを続ける邦銀と違い借り易くなると思いますが、“ご利用は計画的に”。