消費増税前の駆け込み特需で発生しました下取り中古車が各所で飽和しており、カオス状態となっています。以前当サイトで周知した通りの状況が各所で発生しており、その影響で様々な場所で問題が発生しております。出品待ちの車輌や落札後の車輌移動が出来ない状況で、各オークション会場の駐車場、キャリアカー置き場、近隣の道路、保税ヤードで搬入を断られた港湾エリアの道路などの放置車輌が相次ぎ、各社対応に苦慮しております。この状況は以前もレポートした通り、5月前半までは継続するものと思われます。輸出通関用保税ヤードは、長期在庫車輌の追い出しや配船頻度の悪い航路の搬入に制限を設けるなど、各輸出業者・輸出関連業者ともども通常外業務に追われております。もっとも深刻なのは陸送会社で、以前レポートした通りドライバーの離職増加や不況下で車輌を増加出来無かった弊害が今まさに爆発しております。陸送の正常化は早くても4月一杯、業者の中には5月中旬頃まで厳しい状況が継続すると思われます。