東京商工リサーチの調べによりますと、2013年度の倒産件数は5年連続で減少したとの事。特に昨年はアベノミクスの影響も有り、前年比約10%減の10,536件。11,000件を下回ったのは1990年以来23年ぶりだそうです。リーマンショック以降で5年連続減は意外な感じがすると思われる方もいらっしゃると思いますが、リーマンショック以降金融安定化法や東日本大震災関連の徳政令が施行されておりましたので、それで減少し続けてきたという経緯が有ります。金融安定化法はすでに廃止され、先日レポートした通り、来年度からは新たな徳政令で中小企業が再チャレンジし易くする法律が施行される予定ですので、来年以降消費増税後の落ち込みの影響も鑑み、再チャレンジ倒産や引退による倒産が増加するかもしれません。