年初からの円高が進行し続けていた為替市場ですが、ここに来て連銀の要人から相次いで6月以降の利上げを正当化する発言が有り、若干ですが為替市場で円安が進行してきております。このまま110円割れを底に再び円安へ向かうということを発言している人がおりますが、何度も言う通り為替市場は一度大きく動き出すと、底値を確認するまで一方向に動く傾向が有りますので、まだまだ円高を警戒すべきでしょう。6月下旬にはBREXITの投票も有りますし、最悪相当混乱すると思われ、その前にFRBが利上げに動くとは到底思えません。中古自動車業界の方々は、キャッシュフローに余裕が有れば換金を待つのも手かもしれませんが、BREXIT、中国経済の不透明性等を鑑みると、ある程度戻ったら両替した方が今はベターだと思われます。6月のBREXIT次第では、最悪のシナリオを覚悟すべきだと思っております。