9月の米国小売売上高が発表され、前月比0.1%増と市場予想を下回る水準となりました。製造業はドル高の影響で減速気味ですが、非製造業では順調に推移していると思われていたため、市場関係者の間で動揺が拡がっています。そんな最中米国小売最大手ウォルマートが来年度見通しを6‐12%減益を発表し、市場が大荒れになりました。本邦動揺ネット売り上げが急伸しているため、一概には言えませんが、低調なことは示唆していると思われます。このような状況で果たして利上げが出来るのか?FRBを始め市場関係者は注視しております。何故なら消費低迷時に利上げに動けば、間違い無くリセッション(景気後退)を誘発しますし、株価下落による逆資産効果により更なる景気後退を招く可能性が有るからです。