昨年からのリコール多発や中・大型乗用車販売苦戦など、暗いニュースが多いホンダ技研工業。ただ最近着目されている小型クリーンディーゼルエンジンやガソリンエンジンのダウンサイジング化に関しては、明るいニュースとなるかもしれません。欧州ではすでに次世代型1.6リッタークリーンディーゼルエンジン(旧式2.2リッターDEより47kgの軽量化に成功)を発表しており、それを国内向けSUVやミニバンに踏襲するのは、インパクトが有ると思われます。マツダのクリーンディーゼル戦略で、本邦もようやくマイノリティのディーゼル乗用車が着目されだしてきており、是非とも導入してもらいたいものです。またダウンサイジング+ターボといえばホンダの真骨頂ですから、F1の技術者がNシリーズで軽自動車部門を立て直したように、こちらでも同様に頑張って頂きたいと切望しております。頑張れホンダ!!

ホンダ欧州向け1.6リッタークリーンディーゼル

Engine Capacity:1,600cc

Material:Aluminum Alloy

 

Engine Type:In-Line 4 i-DTEC Earth Dream

Maximum Power:120hp/4,000rpm

Maximum Torque:30.6kg・m/2,000rpm

Fuel Consumption:27.8km/L (EU mode)

CO2 Emission Level:94g/km

Super Charger:Garrett Systems Variable nozzle Turbo-charger

Boost Pressure:1.5 bar

Manufactured Factory:Honda Swindon United Kingdom

Production Volume Capacity:500 units/day (140 seconds/unit)

マツダ欧州向け2.2リッタークリーンディーゼル(参考資料)

Engine Capacity:2,200cc

Maximum Power:150ps/4,500rpm

Maximum Torque:38.7kg・m/2,000rpm

Fuel Consumption:25.64km/L (EU mode)

CO2 Emission Level:104g/km