アライオートオークションを運営する荒井商事は、アライオートオークション小山会場の近隣に、修理や整備などを手掛ける加修施設を設ける。バン・トラックなどを落札してから商品化、船積みまでをトータルに請け負える体制を構築する。将来的には、複数の整備事業者と提携し、会員が用途やニーズによって選択できるような体制を整える他、会場内に整備スペースを設置することも検討する。同社は2輪・4輪、バン・トラックの他、建機オークションも手掛け、昨年度の建機オークションの出品台数実績は、前年比88.2%増の2万7911台と大幅に増加している。バン・トラックは同7.1%減の18万515台と前年実績を下回ったものの、ここ数年好調な商用車販売の代替需要はしばらく続くと思われます。ただ商用トラックに関しては、まだまだ評価点が甘いと言わざるを得ず、車両評価の基準、サビ・腐食具合、エンジン・トランスミッションのコンディションを詳細に明記すべきだと思いますし、写真撮影の枚数をもっと増やすなど、もう少し落札店(輸出業者)側に立って頂ければと切望する次第です。

(一部日刊自動車新聞より)