タカタは4日、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)と一連のエアバックリコールに関する同意指令に合意したと発表しました。同社はこれまでのリコールの制裁金として7000万ドル(約85億円)、今後の違反によっては最大1億3千万ドル(約158億円)の追加制裁を受ける形だ。今後ダイセルやエアバック大手のスウェーデンのオートリブ社で使用されている、硝酸グアニジンにシフトする予定だ。しばらくは難しいがエアバック市場は寡占市場なので、これまでの結果を真摯に受け止め、真面目にモノづくりをすれば、再び業績を回復させる日もくるでしょう。