中国景気減速の影響を色濃く受ける韓国で、毎年恒例の労働争議「春闘」が本格化しております。元々労働組合が強い韓国、ここ5年を比較すると、韓国GMは50%、ヒュンダイは30%、10年間の推移では給与水準が2倍にまで上昇しております。このまま労働争議が長引けば、GMの韓国からの撤退するという事態もいよいよ現実味を帯びてくるでしょうし、韓国自動車業界全体に大きな歪みというものが浮き彫りになってきている気が致します。