本日ミャンマーの現地新聞にて来年度以降の輸入政策の記事が出ていたので、 翻訳を交えて御報告させて頂きます。2014年6月以降に左ハンドルの新車販売を奨励する政策として、左ハンドルの新車の関税を大幅に下げる事を念頭とした政策が話し合われました。これにより来年6月以降、右ハンドルの中古車の輸入は継続的に続く事となっております。しかしながら新車左ハンドルの関税額次第によっては、本邦からの右ハンドル中古車への興味が薄れる可能性も有り、しばらくは注視し続ける必要が有りそうです。現在需要が著しい商業バスですが、現在のレギュレーションと同様、事故防止や不正改造の防止の観点から全て左ハンドルという点の変更点は有りません。 ミャンマー政府として、20年後を目途に国内のほとんどの車輌を左ハンドルに移行する事を念頭に舵取りをする事となり、本邦の輸出業者には頭の痛い問題となるかもしれません。
今年12月にテイン・セイン大統領が来日する予定になっており、その際工業団地の誘致、インフラ整備の委託、ミャンマーの天然ガスや鉱物の輸出等多岐に渡り会合が開かれる予定となっており、ミャンマーの扉が正規に開く可能性がいよいよ高まって来ました。
(ブコビッチ)