現地からの情報によりますと、各車両ごとに決められたミャンマーの課税基準価格が来年2013年に輸入される分から変更されるのではないかと予想されており、税金の変更具合によっては人気車種が変わる可能性があるため、来年の課税基準価格が確定するまではバイヤーが買い控えをするのではないかといわれております。
ミャンマー向けで人気化していたプロボックスの相場もかつてのような勢いがなく、下落傾向にある予兆が見え始めており、現地の中古車市場では車の課税基準価格の変更による影響を恐れて、手持ちの在庫車両を売り切るために価格の下げあいでプロボックスの現地小売価格が値崩れしているとのことです。新規買い付けのオーダーの予算もそれに応じて下がってきており、買い控えの傾向が見えてきております。もともとプロボックスは車の魅力で買われていたというよりは、ただ単に税金が安いということで買われていたわけですので、ミャンマーの税金の設定金額の変更によっては、人気車種ががらりと変わるわる可能性がありますので、年末年始にかけては在庫管理の注意が必要と思われます。また、輸入の規制が緩和された1300ccクラスの車についても、同様に買い控えで来年の税金がどうなるのか様子見をしている状況が見受けられます。そんな中、安定した人気を維持しているのがタウンエーストラック/ライトエーストラックで、相変わらずミャンマーからのオーダーで高値が続いている模様。こちらはしばらく人気が継続しそう。
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