ミャンマー政府が1300cc以下の車両の輸入の規制を緩和した。これまではミャンマー国内にある製造から30年~40年経つ古い車と交換で輸入許可権が発行され、中古車を輸入するにはこの権利の取得が条件であったが、1300cc以下の車両についてはこの輸入許可権を取得せずに中古車を輸入することが可能となった。この輸入許可権は日本円で換算すると100万円~130万円ほどの価格で現地で流通しており、中古車輸入の大きなハードルとなっていたが、今回の法律改正により1300cc以下の車両の輸入が活発化しそうな状況に。四捨五入して1300ccになる車両についても同じ条件での輸入がみとめられるということなので、フィット(1339cc)、インサイト(1339cc)も該当車種として視野に入ってきます。年式は2007年~2011年が人気の年式となりそう。

 また、これまではミャンマーへ中古車を輸入する際の代金決済は、L/C決済が条件であったがT/Tでの決済でも輸入が認められることになり、L/Cの手続きの煩雑さが障害となってミャンマーへの輸出をあきらめていた中古車輸出業者にとっては朗報となりそう。

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