これまで中古車の輸入を規制していたミャンマーが輸入規制を緩和。国内で使用されている製造から30年~40年経つ古い車の入れ替えを目的に、現在使用している古い車と引き換えに海外から中古車を輸入することが許可されることになりました。これまでもタイ経由で違法にミャンマー国内に日本の中古車が輸入されていましたが、輸入許可の申請をすることで正規に輸入することが可能となり、ミャンマー国内で中古車輸入が活発化する兆しが見えはじめています。
この影響で、現地で人気のあるマークⅡ(JZX110)、ハイラックスサーフ(KZN185)、パジェロ(V78)が先月末より日本の中古車オークションで価格が高騰しております。原則として1995年以降に製造された車について輸入の許可が認められるということですが、モデルによって輸入が認められない車もあるようですので、どの車がミャンマーへ輸出可能かミャンマー政府の動向が注目されます。また、輸入許可申請の条件を満たすミャンマー国内の古い中古車の台数にも限りがありますので、実質的には輸入台数は制限されることになるでしょう。
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