3/19にミャンマーの政府関係者の発表があり、中古車の年式改ざんによる違法な輸入について厳格な対応をすることになった。悪質な輸出業者30社をブラックリストに載せて一般に公開するとともに、今後はブラックリストに載った30社からの中古車の輸入は許可されないとのことで、中古車輸入のルール適用が厳格化される模様です。対象となっている業者は主にタイ経由でミャンマーに輸出するルートで、タイで車体番号を改ざんして、年式をごまかし、安い関税が適用になるように細工をしてミャンマーに輸入をしていたとのことで、2011年秋に中古車の輸入が自由化してから現在までで683台が違法な輸入車両として確認されているとの事です。

 また、中古車の輸入を自由化してからこれまでに通算で13万台が輸入許可されており、今後も中古車輸入に関しては現在の枠組みのもとで輸入を許可していくとの発表もあり、しばらくの間はミャンマー政府によって輸入が制限されることはなさそうで、ミャンマー向けの中古車の輸出は継続していくように思われます。

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