本日、ミャンマーの新聞にて自動車の輸入に関するミャンマー政府の今後の方針が発表された。内容を要約すると、現状において左ハンドル車、右ハンドル車が路上に混在することにより事故が多発しており、交通の安全面を考慮して20年後をめどに右ハンドル車を完全に排除し左ハンドル車のみ公道を走れるようにすべく、段階的に右ハンドル車から左ハンドル車への移行を促進していくというもので、税制面で左ハンドル車の輸入を優遇することで右ハンドル車から左ハンドル車への乗り換えを促していく方針をかかげている。すでに高年式のバス、トラックは右ハンドル車の輸入が禁止されているが、2014年6月から乗用車を含むすべての右ハンドルの新車の輸入が禁止になり、新車については左ハンドル車のみが輸入許可されることになる。右ハンドルの中古車の輸入に関しては、いますぐに輸入が禁止されるという内容ではないが、ミャンマー政府が左ハンドル車の輸入を税制面で優遇することにより、ミャンマーの市場のニーズが右ハンドル車から税制面で有利な左ハンドル車へシフトしていくことが予想されます。
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