自工会が昨年末に発表した11月の輸出実績が、前年同月比12.7%増の41万4870台と3カ月連続のプラスとなりました。相変わらず好調な北米、その他中近東諸国、欧州、アジアのシンガポールやフィリピンが輸出台数増加に寄与しました。一方商用トラックは、小型・普通共々二桁減と統計開始以来2番目に低い水準にまで落ち込んだ。商用トラック需要の高い新興国や発展途上国経済が低迷しているのが大きく、為替も対ドルで下落したのも痛い。さはさりながらこの年初から円高が急激に進行しており、この好調さがいつまで続くか微妙だと思っています。