旭化成は17日、電気自動車のベンチャー企業GLMと共同開発した走行可能なコンセプトカー「AKXY」を報道陣に公開しました。GLMの車台に旭化成のエンジニアリング樹脂や半導体を活用した内外装、車載システムなど27種の次世代コンポーネンツを搭載、安全性、快適性や軽量化に関する新技術を余すことなく体感出来るモデルに仕上げている。素材メーカーが走行可能なコンセプトカーを製作するのは珍しいが、今後は自動車メーカーなどに持ち込み、試乗をしてもらうなどの技術提案に活用し、自動車事業の拡大を図っていく狙い。2025年には自動車分野での売り上げで3000億円の達成を目指し、さらなる開発強化とコスト削減を目指していく。このコンセプトカーは来週の横浜で開催される、「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展されるので、興味が有れば足を運んでみては如何でしょうか。