地域別で輸出状況を見てみると、アフリカ、カリブ諸国が好調で、アジアは横ばいか、輸出台数を減らしている国が多い。アフリカではナイジェリア (+55.84%)、ガーナ (+154.59%)と西アフリカ諸国への輸出台数が伸びているのが興味深い。ナイジェリアは過去3年で見てみると、2017年:3,456台、2018年:6,922台、2019年:10,787台と輸出台数が着実に伸びてきている。カリブ諸国ではジャマイカ (+9.35%)、ドミニカ共和国 (+22.03%)、トリニダード・トバゴ (+15.00%)、バハマ (+7.86%)が好調を維持している。アジア向けはパキスタン (-80.32%)を筆頭に、スリランカ (-53.32%)、バングラデシュ (-12.00%)、香港 (-20.47%)と輸出台数が大きく減少している。2018年に輸出台数が7,548台で28位にランクされていたアフガニスタンは2019年は682台 (-90.96%)と大幅に輸出台数が減少した。このほかの地域ではU.K.向けが+39.85%と輸出台数を伸ばしたが、これはUber用の車両の需要で輸出台数が伸びたといわれている。U.K.向けのこの傾向は2020年も続くとみられている。

 

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