インドを本拠地とするマルチ・スズキは、今後親会社のスズキ自動車に支払うロイヤルティを円建てでなく、現地通貨ルピー建てにすると発表しました。バルガバ会長は為替変動によるリスクを抑制出来、研究開発費に充当出来る資金が計算出来るとしております。昨期の1年間に支払ったロイヤルティは、売上高の約6%に当たる248億6千万ルピー(433億3千万円)を円建てで支払いました。今後はスズキの業績を見る上で、インドルピーのチャートも重要視されそうです。
そんな中2日に受付を開始した中型セダン「シアズ」の予約が3日間で3千台に達したということで、スズキのインド販売の好調さは続きそうです。同モデルは、競合車より10~12%の広い室内空間を実現し、ディーゼル版の燃費は他社を上回る26.2km/リッターということです。(一部日刊自動車新聞)