軽自動車メーカー大手のスズキとダイハツ工業は、消費増税後の反動減からくる需要の落ち込みを回復するため、来年度にエンジンの改良や軽量化を軸に大幅な燃費改善を図る。現段階でダイハツ工業は、エンジンの燃焼機構に電磁波を導入、電磁波と組み合わせる事により燃焼し易くするという新技術に目途を付けた。また排ガスの温度差を利用した発電システムも取り入れ、駆動系や内部の電源に使用するとの事。また鋼板の代わりに樹脂の採用も増加させ、軽量化によって燃費改善に寄与させる狙い。対するスズキもエンジンの新技術による改良及び軽量化によってリッター40Kmが視野に入ってきたとの事。現在リッター35Kmでの争いとなっている軽自動車燃費競争ですが、来年にはリッター40Kmという、現行ハイブリッドを凌ぐ領域での燃費競争となりそうです。(一部日本経済新聞)
スズキはインドのモディノミクス期待と、軽自動車人気によって株価はリーマンショック前の水準にまで値を上げてきております。