アルゼンチンショックから米欧でフラジャイル5(脆弱な5ヶ国)として名指しされた、インド、インドネシア、ブラジル、トルコ、南アフリカですが、ここにきてインド、インドネシア、ブラジルの株価指数は復調して参りました。特にインドは中央銀行に元IMFチーフエコノミスト、ラジャン氏の辣腕により急激に投資マネーを呼び込んでおります。さらに今回インド国内で総選挙が有り、野党BLPのナレンドラ・モディ氏に欧米の脚光が集まっております。この二人がインドを牽引する事になれば、これまでの保守的な風習に風穴を開け、更なる投資マネーが世界から集まるであろうと欧米のエコノミストが伝えております。
本邦も世界から投資マネーを呼び込むために、今後、いえ近い内に様々な規制緩和を遂行してくるものと予想されます。逆に今まで同様、抵抗勢力からの妨害を抑え込めず規制緩和を遂行出来なければ、一気に経済が冷え込む恐れも有るということを暗示しております。特に自動車業界は景気動向を色濃く受けますので、絶えず注視する必要が有るでしょう。