スズキ自動車は26日、マニュアルとオートマの利点を両立させた新型トランスミッション、オートギアシフト(AGS)を搭載するキャリートラックを発表しました。発売は即日からで、5速マニュアルをベースにクラッチ及びシフト操作を自動で行う、電動油圧式アクチュエーターを採用したトランスミッションで、軽自動車としては初の採用。価格は3速オートマと同じ税込み92万6640円で、オートマ限定免許でも運転が可能。

新型トランスミッションの特徴

1.ギアチェンジをコンピューターが最適に管理し、19.4Km/L(2WD)の低燃費を実現

2.悪路での力強い走破性、減速時にマニュアル同様のエンジンブレーキを実現し、また状況に応じた走行モードの選択が可能に

3.ローギア化で、5速マニュアル以上の登坂性能

4.5速マニュアルをベースにしているため、3速オートマよりも高い静粛性を実現