ジャトコは10日、メキシコ・アグアスカリエンテス州に約205億円を投じて設立した、第2工場が正式稼動したと発表しました。ジャトコメキシコ第1・2工場の合算の生産能力は年間170万基となります。第2工場の生産能力は年間40万基で、中・大型車用の無段変速機(CVT)の「CVT8」を生産する予定。これまでジャトコは、2005年からメキシコ工場で500万基のCVTを生産しており、新工場の稼動で生産体制を更に強化する狙い。メキシコが様々な国と自由貿易協定を締結している兼ね合いで、様々な製造メーカーがメキシコに進出中で、まさに北中米のハブとなりつつ有ります。(一部日刊自動車新聞)