ウクライナ情勢の混迷による経済制裁の影響を受けているロシアですが、政府は1月~7月までの7ヶ月間で6回の対前年比割れを記録していることを受け、新車購入支援策を決定しました。対象は車齢6年以上の自動車を買い替える際に、最低4万ルーブル(¥111,200)の助成金を年末までに、100億ルーブル(278億円)の財源を確保。ロシア政府は自動車産業の振興政策で2016年までの3年間、補助金の支給を決定しておりますが、このところの欧米の経済制裁の影響であまり効果は上がっておらず、この新たな補助金政策がどう影響するのか業界関係者は注目しております。