昨年から自動車の自動運転の話題が増加しておりますが、それに合わせて道路交通法改定に向けた法整備の有識者会議が開かれます。実は現状の道路交通法では自動運転は道路交通法違反で処罰の対象となるからで、自動運転技術の飛躍的な進歩に追いつくために、道路交通法改定に向けて早急に対処すべく動いております。

自動運転は何度か取り上げておりますが、なにも高齢社会化による事故防止の観点という側面だけで無く、自動運転が常態化すれば、サンデードライバー、初心者、高齢者の方々が同様のレベルで道路を走行出来、結果無駄なブレーキ操作をしなくて済むため、環境負荷を軽減出来る効果が期待出来ると思われます。また長距離ドライバーの過労による事故防止、突然の意識不明による事故防止など、メリットはかなり有ると思われます。さはさりながら、それでも事故が発生した場合の責任の所在や保険の支払い制度など様々な論点は有ると思いますので、熟慮に熟慮を重ねて自動運転技術で世界をリードして欲しいものです。