先月から販売を開始しましたレクサスNXシリーズですが、8月に入っても好調な受注となっております。今回2リッターターボのいわゆるダウンサイジングエンジンを用意した訳ですが、今後はこのエンジンを他の車種にも流用する予定で、欧州車同様エンジンのダウンサイジング化をラインナップに揃える予定。地政学的リスクによる投機的な資金流入で慢性的な原油高の昨今、欧州メーカーはダウンサイジングエンジンの販売に成功しており、本邦メーカーも今後同様の対応を迫られるかもしれません。今回のエンジンはトヨタ自動車九州苅田工場第一製造ラインが担当し、需要に合わせて人員を増員する予定。第一製造ラインはリーマンショック以降の世界的な金融危機により、2009年からラインを停止しておりましたが、今回の新型エンジン投入によって生産ラインを5年ぶりに復活させました。