昨日発表された中国主要70都市における、7月の新築住宅価格がほとんどの都市で前月比で下落、統計を取り始めて以来初めてのことということです。特に意外だったのは、大都市圏の住宅価格が下落に転じてきており、広州1.3%、上海1.2%、北京1.0%といよいよ大都市の住宅価格にも天井を打ったのではないか?と噂されてきております。歴史を鑑みますと、住宅バブルや土地バブルは、古今東西永劫したことは無く、まさにその分水嶺に差し掛かってきているのかもしれません。お国柄、他の先進国と違うため様々な対策や隠蔽をすると思われますが、無理やり溜めれば溜めるほど噴出した時の勢いが凄まじいのは、皆さんご周知かと思います。様々な意味で本邦は影響を受けやすいので、注視すべきでしょう。