スバルは、世界各地で導入される企業平均燃費(CAFE)の規制対応を目的に、再度HV車を再投入する計画を立てました。これまで同社は環境規制対策として、PHVやEVの投入を計画していたが、燃費改善に効果的でかつ販売台数を稼ぎやすいHV車の販売も積極化させることで、世界各地の環境規制に対応させる。同社初のHV車は2013年6月にトヨタ自動車のエレメント技術を活用し、モーター内蔵型CVT+水平対向エンジンを組み合わせた独自のハイブリッドシステム「XVハイブリッド」を日米で販売したが、原油安を背景としたHV車販売の伸び悩みで、2017年5月の全面改良を機にHV車をラインナップから外していた。今後新たに投入するHV、PHVも先代同様トヨタ自動車の電動化エレメント技術を応用して開発、環境規制や企業平均燃費規制に対応させていく狙いだ。