旭化成は、宮崎県延岡市でマイクロファイバースウェード「ラム―ス」の生産設備を増設すると発表しました。増設する設備の生産能力は年間300万m2で、2019年度上期に稼働する予定。「ラム―ス」は、同社独自製法による3層構造の高級マイクロファイバースウェード(人工皮革)で、自動車内装材を始め、家具や産業用資材など様々な用途に採用されている。近年は自動車内装向けに中心に販売量が増加、今後の需要拡大が見込まれることから、今回設備の増設を決定した模様。現在の生産能力は年間約600万m2だが、新たな設備が稼働する2019年上期からは、900万m2と生産能力は従来の1.5倍となる。