三菱ふそうトラック・バスは15日、大型トラック「スーパーグレート」を21年振りに全面改良して発売しました。以前もレポートしましたが、新開発ダウンサイジングエンジンや、機械式自動変速機(AMT)を全車に搭載、最大15%の燃費改善を実現するとともに、積載量も最大8%拡大している。先進運転支援システムやテレマティクスサービスを標準化したほか、メンテナンス費用も20%抑制するなど、利用者に対する商品訴求力をこれまで以上に高めている。年間販売台数は1万2000台を目指し、国内大型トラック市場でシェア25%を目指すとのこと。同時に大型観光バス「エアロクイーン」及び「エアロエース」も10年振りに大幅改良して発売しました。平成28年度排出ガス規制に適合させているのはもちろん、国内の大型観光バスで初めて変速機にAMTを採用、進化した安全運転支援システムと組み合わせることで、安全性能を大幅に向上させている。変速機は従来のマニュアル仕様から8速AMTに変更、エンジンは12,800㏄から7,700㏄へダウンサイジングして軽量化し、燃費性能を10%高めている。年間の販売目標は1200台を目指すとのこと。

(一部日刊自動車新聞より)