日本自動車工業会が30日に発表した2016年2月の4輪車国内生産実績は、前年同月比6.9%減の76万6804台と3ヶ月連続で減少しました。原油安の長期化や急激な円高で、産油国向け輸出が減少したことと、愛知製鋼の爆発事故による減産が影響した模様。今回は2011粘月以来56ヶ月ぶりに全ての車種でマイナスとなりました。車種別では普通乗用車が同.3%減の39万3694台と9ヶ月ぶりのマイナス、小型乗用車は同8.9%減の12万7330台と3ヶ月連続で減少、軽自動車は同18.2%減で14ヶ月連続の大幅減、商用車も需要一巡も寄与し10ヶ月連続で減少している。

(日刊自動車新聞より)