注目されていた中国貿易統計が先週発表され、輸出は事前予想を上回る3.7%減と無難な成績でしたが、輸入は前年同月比20.4%減とかなり深刻な下落に陥りました。輸出入全体では前年同月比11.4%減となったという事は、本邦以上に組み立て加工輸出の度合いが高いので、裏を返せば将来の輸出減少を暗示していると言っても良いでしょう。中古自動車業界、中古車輸出業界にとって中国経済なんてどうでも良いでしょうと、6月頃各方面からお叱りを受けましたが結果はどうでしたでしょうか?8月中旬の通貨切り下げ行為によって、アジア通貨危機の一歩手前までいきましたし、それ以降の混乱ぶりはまだ収束していません。年後半から来年以降引き続き中国経済に注視すべきでしょう。