トヨタ自動車は1日、上級セダン「クラウン」、「マジェスタ」を改良して発売開始。先日レポートしましたITSコネクトをメーカーオプションとして世界で初めて採用、車体の構造用接着剤もクラウンとして初めて採用した他、スポット溶接も90ヵ所以上増し打ちをするなど、ボディ剛性を高めた。また塗装に関しても、細かな擦り傷を自己修復する「セルフリストアリングコート」を全色に標準化するなど品質向上も実現。また人気の「アスリート」には、2リッターツインスクロールターボエンジン仕様が塔載され、2リッターエンジンながら、235馬力で3.5リッター並みのトルクを実現させる「8AR-FTS」に、「D4-ST」と「DUAL VVTi-W」、アイドリングストップ機構により、燃費の向上にも余念が無い作りに。国内で販売が厳しくなってきているセダン市場に一石を投じることが出来るか見もので有る。輸出向けとして、アジア系は「アスリート」、中東や他の地域は「ロイヤル」に興味を持たれている感じだ。